産後を快適に過ごすコツ

可愛い赤ちゃんと心地良く、より快適に過ごすために。

赤ちゃんを出産した後、お腹が直ぐに元の状態に戻る訳ではありませんよね。 妊娠中増えた体重は、お腹以外の部分にもついているものです。大きく伸びきった腹筋や、弱った骨盤周辺の筋肉・関節は、腰痛や肩凝りの原因にもなります。また骨盤の緩み・歪みなどが、身体の不調や、気持ちの落ち込みにも繋がってしまうこともあります。

妊娠中のこれらの大きな変化は、出産すれば直ぐに戻るものではなく、産後はそれにプラス、授乳や添い寝で無理な体勢をとることがあったり、どんどん増える母乳量でバストの重みが更に増したり、姿勢バランスが更に悪化することもあります。

産後の一時期を何も考えずにただ過ごすのと、赤ちゃんとの新生活を楽しみながら、エクササイズや食生活に意識を少しでも向けながら過ごすのとでは、その後の育児スタイルや、ママの元気度、美しさに大きく差が出てきます。

それでも、産後は決して食事を減らして体重を減らす時期ではなく、母乳を出す分、付加量を付ける時期でもあります。 摂取付加エネルギー量の目安として、妊娠初期の付加量は+50Kcal、中期は+250Kcal、末期は+450kcal。そして授乳期では+350Kcalになるようです。 生活習慣や活動量によっても差はありますが、1日の摂取エネルギーの目標として、20代は2500kcal、30代なら2450 kcal を目安にすると良いようです。

元々運動が好きな方や、産後早く元の体重に戻したい方など、それぞれエクササイズをしたい理由は違うと思いますが、出産した身体は筋肉も関節もボロボロと云ってよいほど疲れています。 ですので無理なダイエットで、これから始まる子育てに向けて、余計な負担を身体に掛けてしまってはいけません。 エクササイズについては、自分と赤ちゃんの今の状態を医師と相談しながら、整えていくようにしましょう。

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