Cross

王子の恋と騎士の誓約
ゾラン帝国の王太子リエトには、密かに恋慕う男がいた。その男は、近衛騎士ルスキーフ。叶わぬ想いに胸を焦がしていたある日、リエトは父王から妻を娶るよう命じられる。皮肉にも同様に、ルスキーフにも縁談が持ち上がっていた。父王の命令は絶対だが、彼が結婚してしまうことに絶望したリエトは、運命を変えてくれるという水鏡に願いを託すことに。しかし目覚めた時、ルスキーフはおらず、リエトは奴隷になっていて…!?

結婚したいと言われても
結婚相談所の相談員・那波が担当する里見は背が高くルックスもいい年収三千万の人気作家。釣書はパーフェクトだけれど、寝癖だらけの頭にいつでもスウェット姿、女心にはかなり鈍感で振られてばかり。そんな彼を磨くため、那波は髪型、服装、デートコースと二人きりで恋のレッスンを始めた。みるみる垢抜けていく里見だったが、最大の問題はH!!夜のレッスンは、那波がくらくらするほど里見の甘い言葉攻めで始まって…。

しあわせになろうよ、3人で。
「俺達が幸せなら、いいんじゃね?」優柔不断な末っ子・俊が新人研修で同室になったのは、寡黙な元同級生の幸成。そこに俊ラブな親友・夏樹も加わり、俊の新生活は賑やかに。三人で仲良くなれるかと思いきや、夏樹と幸成に迫られ、初心な俊は大パニック!?しかも、一週間以内にどちらと付き合うか選べと言われてしまい…。エレベーターに社員食堂、資料室。ところ構わず繰り広げられる二人からのセクハラに、俊のキャパは限界突破寸前。俊はどちらを選ぶのか!?

姐さんの飯がマズい!!
見目よし、Hの感度よし。最高のお嫁さんをもらったヤクザの吉崇。だが、新妻・穂純は記憶喪失だった!!不安を抱えながらも健気に尽くしてくれる穂純に、吉崇はメロメロ状態。幸せな新婚生活が続くと思いきや、穂純には最大級の秘密が―。個性的な愛妻料理に、吉崇や舎弟達の胃袋は限界寸前。その上、穂純を巡って事件が勃発し…。BL界イチの気の毒な攻様、遂に登場!!

嫁さんの飯がマズい!!
「この愛も命がけ!?」生粋の極道・宿城の好みは、純粋な素人女。だが一目惚れしたのは建設会社社長の颯生だった。美人で素直、でも颯生は究極の造形フェチで!?柱にスリスリ、家にキュン。とどまることのない萌えっぷり。そのまま酔った颯生に乗っかられ、美味しく据え膳をいただいた宿城。しかし、初夜の翌日に嫁姑問題が勃発し、花嫁修業と称し颯生と同棲生活を送ることに。そこで発覚した颯生の秘密に宿城は生命の危機を感じ―。BL界イチの気の毒な攻様、更に登場!!

ラブ・プランツ
生真面目で素直な早乙女が、住み込み家政夫として働くことになったのは大きな温室のあるお屋敷。住人はモデルのような容貌で優しい主の五十川と無愛想で無口な植物学者・余市だった。謎めいた雇い主たちだが、家政夫は立ち入ってはいけない。そう思っていたのだけれど、男二人暮らしの荒れた屋敷をせっせと磨く早乙女に、五十川がまとわりついてくる。格好いい王子様みたいな顔をして子供っぽい無邪気さを見せる彼に、だんだん早乙女も惹かれていき―。でも彼らの秘密はもっとずっとミラクル!?

狐の婿取り 神様、旅立つの巻
狐神としての力を取り戻しつつある琥珀は、山奥で医師の涼聖と共に、チビ狐・陽を育てていた。ある日、本宮の代表である白狐に陽を連れてくるよう請われ、断りきれず琥珀は応じる。だが人間の涼聖は本宮には入れず、陽と二人で向かうことに。着いて早々、琥珀は白狐の手伝いに駆り出されてしまい、その間、子狐達が集う館で生活することになった陽。しかし、琥珀と離ればなれ状態が続き、陽は寂しさとお菓子ロスのあまり本宮を脱走して―!?ドキドキの本編&ほんわか短編二作を収録。

愛される狼王の花嫁
身寄りのない清掃員・悠羽には大好きな人がいる。それは伝説の人狼の王アレシュ。ひとりぼっちの寂しさも彼の勇敢で美しい物語が慰めてくれる。そんなある日、火事に遭った悠羽は絶体絶命のところをアレシュに助けられ彼の世界に迷い込んでしまう。しかもこれから起こることを知る悠羽は、預言者として狼王であり人でもあるアレシュの側にはべることに。そのうえ彼のつがいとして初めての交尾の相手に選ばれ夜伽を命じられて―!?

あにだん 〔2〕
バイトでトラの着ぐるみに入る一斗は、仔トラ・キールの母親代わり。小さな彼が可愛くてもふもふしてたら、あっという間にイケメンに成長して―!?(『虎穴に入らずんば恋を得ず』)。卵から大切に育てられた箱入り鷹のコダマは痩せた野生の渡り鷹にエサを分けてあげた。そんなある夜、人の姿になった彼がコダマを訪れ―!?(『Fly me to the sky』)

あの日の恋につきまして
雑誌編集者の葉月はある夜電車の中で見知らぬ男に助けてもらう。名乗らず爽やかに立ち去った男にお礼がしたいともう一度会える日を心待ちにしていた。そんな時、憧れの推理小説家・二階堂の担当をすることに。挨拶に出向いた葉月の前に現れたのは、あの電車の男だった。だが恩人と憧れの人が同一人物だと知って感激する葉月に二階堂は「俺のことがわからないのか?」と突然キスを仕掛けてくる。男は葉月に忘れられない鮮やかな想い出を残した中学時代の同級生・高柳で―!?